こんにちは!ポルです。
50代でFIREを考慮すべき年金制度。今日は年金について考えてみたいと思います。
年金は低いと将来不安にもなるし、高くても貰う年金には所得税はかかるのはもったいないと思いますよね。ではいくら貰うのがいいのかを考えてみたいと思います。
年金受給の繰り下げ制度
年金受給するにあたり、貰える年金額が少ない場合に貰える時期を遅らせて金額を増やすことができる年金繰り下げ制度があります。
65歳で年金受給となりますが、一月繰り下げるごとに毎月0.007%増額されることになります。ただし繰り下げは66歳からできる制度になっているため65歳6か月ではできません。
66歳で受給金額×0.007×12か月の0.084%増額から可能となります。
66歳以降は75歳まで繰り下げ可能で最大0.84%の増額が可能となります。
また繰り上げ制度もあり、一月繰り上げるごとに毎月0.005%づつ減額されるので年金額が多く税金で持っていかれることが嫌な人は早く貰い始めるのも手かもしれません。
年金で支払う所得税の計算
年金の課税について、65歳未満と65歳以上で計算が変わってきます。
今回は所得が1000万円以下の場合の計算となります。
- 65歳未満 公的年金控除額 60万円
- 65歳以上 公的年金控除額 120万円
これに基礎控除が48万円があるため
65歳未満 108万円 65歳以上 168万円
が非課税枠となります。
年金以外の控除額
年金以外に基本的に支払わなければならないものがあります。
国民健康保険と介護保険料、住民税です。これは税金の控除対象になります。
金額については、自治体によって違うため金額を確定することはできませんが合計月に約15,000円年間180,000円で計算してみます
効率的な月額年金額は?
65歳以上で計算すると公的年金控除額120万円と基礎控除48万円、社会保険料・税金を18万円とすると年間176万円が非課税枠となり、月額約14万6666円となります。これが効率的な年金額となります。
今後介護保険料が上がり続けることは確定していますので、それを考慮し15万円程度で考えるといいかもしれません。
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