心臓病について

年金

 手術決定

先日病院に行きまして、手術することが決まりました。病名は大動脈弁閉鎖不全症。先天性のものらしいんですが3年ほど前から会社の定期健康診断で引っ掛かりました。死ぬまで手術にならない人もいるそうなんですが動悸、息切れ、倦怠感が続いていたので手術はいづれかのタイミングですることになるだろうという覚悟はしていました。

手術内容は人工弁置換術というもので手術自体は難しい手術ではないとらしいんですが、人生初の大きな手術ということと場所が場所だけに正直かなりびびっております。

 ブログを始めたきっかけが動悸・息切れ・倦怠感の体調不良が続いたため、仕事は続けられなくなるかもしれないという危機感から始めました。在宅で何か始めることにより仕事に繋がればと書き始めたのですが、書いて1月も経たずに手術になると思っていなかったので大変困惑しています。

 ただ、ここはFIREのために書き始めたブログのため視点はファイナンス面で書いていきたいと思います。

障害年金について

 今回手術をすると、障害厚生年金3級の支給対象になるようです。そこで、障害年金制度について調べてみました。

年金は国民年金が1階建て部分、厚生年金が2階建て部分と言われます。

障害年金については国民年金部分の障害基礎年金が1級と2級、障害厚生年金が1級から3級までが支給となります。

つまり今回3級が支給されるとなると障害基礎年金は支給されません。

障害基礎年金 1級

 972,250円 + 子の加算額

障害基礎年金 2級

 777,800円 + 子の加算額

子の加算額 2人まで 223,800円 3人目以降 74,600円

子は18歳を迎えた翌年3月までまたは20歳未満の障害者1級または2級

障害厚生年金 1級

報酬比例年金額 × 1.25 + (配偶者加算 223,800円)

障害厚生年金 2級

報酬比例年金額 + (配偶者加算 223,800円)

障害厚生年金 3級

報酬比例年金額 (最低保証 583,400円)

報酬比例年金額については、年金ネットから確認できます。

自分の場合は最低保証583,400円が65歳まで受給対象となります。65歳で老齢年金をもらえるときは、障害年金より老齢年金に切り替えないと基礎年金をもらえなくなるようです。

障害年金の受給要件について

 障害年金は障害基礎年金と障害厚生年金で受給要件が若干違います。幾つか受給要件がありますが、ポイントを2つあげます。

・国民年金の納付期間と保険料免除期間を合わせた期間の合計が被保険者期間の3分の2以上の期間が無いと支給されません。(20歳前は除きます)

 つまり国民年金の未納期間が長いと、障害年金は不支給となる可能性が高くなります。

 ・障害厚生年金については初診日に厚生年金の被保険者である必要があります。

つまり初診日に国民年金しか加入していない自営業等の人については以前会社員で厚生年金加入期間があったとしても、障害厚生年金の支給は対象外になります。

 また、初診日に会社員であった人が退職して国民年金のみ支払っている人が障害厚生年金3級となる場合については対象となります。

 FIREの見直し

実際手術し障害年金の申請が通れば、見直しが必要になりそうです。最低基準しか貰えないとしても月に約5万円の不労所得を得ることとなります。

FIREとしては再現性はとても低いし病気なので決していいものではありません。

しかし社会保険の年金制度として老齢年金以外にも果たす役割があることは知っておいて損はないと思います。

 

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