そして優待族へ（投資履歴④）

　株主優待と言えば桐谷広人さん！

もと棋士でこの人は300社以上の株主優待株を所有し、「FIRE」を達成している人です。 月曜から夜更かしに2013年1月に登場し、それから定期的に番組に出演しています。 自転車をかっ飛ばしながら優待消化に追われる生活は、初めて観た時はこれで生活が 成り立つことに本当に衝撃を受けました。

優待株の収集

桐谷さんの影響で、優待株を集めるようになりました。 生活の基本の衣・食・住。自分は衣類にこだわりがなく住は株主優待で取ることは不可能。 ということで、食に関連する優待株を中心に集めるようになりました。 　集めた結果、年間200食以上と米を２５キロ以上の優待券を所有することになりました。

新型コロナウイルスの流行

　そんな中、新型コロナウイルスが流行します。特に飲食店については緊急事態宣言・蔓延防止対策のあおりを受け営業停止や時短営業をにより株主優待が使えない状況になりました。

　当然売り上げは減少し株価は下落、配当は減配そして株主優待は改悪する企業が増加するようになりました。優待使用を目的に買った株については、その役割を十分果たせなくなるとみられるため売却することにしました。

　株主優待については優待を配る位なら配当を出せ！等の批判的な意見も多くあります。しかし優待によって株主としてサービスを受けることに よって株主という実感が沸くので自分は好きです。優待消化によって食費が下がったり、給料日前のピンチも何度も救ってくれました。

優待株は集めることを目的にして、優待改悪などが無い限り売らないスタンスで投資してきました。 その結果、長期投資になり増減はあるもののアベノミクス相場の恩恵も受けて資産が安定 して増えていきました。コロナでかなり売却しましたが、残っている優待株は基本持っていようと思っています。